2011年10月20日木曜日

■「ジャンク」より人造馬とハンターキラー

小林泰三先生の短編「ジャンク」(「肉食屋敷」角川ホラー文庫収録)より
人造馬とハンターキラー。

資源、特に金属が希少すぎるウェスタン風の世界。
一番手に入りやすい材料の人体があらゆる加工品の材料になっているようです。
この人造馬も衣服も刀もなにもかも人体をつぎはぎして作られています。

いやあ、絶対に住みたくないそんな世界。
しかしなんともいえない魅力があるのが小林先生の小説の不思議です。
この作品もかなり好きなので、いずれまた描き直したいと思います。

2 件のコメント:

  1.  初めまして、αと申します。

     久しぶりにしろー大野さんのHPを見に来たら、更新がされてて驚くと同時に喜びました。オズヌの大ファンで、他作品も好きだったので、どうされてるのだろうかと思っていたので。
     ただ、作風が・・・自分は作品は作者の心を映す鏡だと思っているので、まるで歪に飲み込まれてしまったメギドを見ているようで、これが今のしろー大野さんの心象風景なのかと少し心が痛みました。
     応援、足りなかったんだなと。オズヌが終わってしまった時、とても悔やんでいたので。今でもオズヌや侍魂の中の名台詞は自分の中で息づいて、悩んだり、打ちひしがれていた時の糧になっています。今でもたまに読み返す漫画の一つです。

     作中でメギドに歪の親玉みたいのが宿っていたのは、現在進行形でメギドが中で抵抗し続けているからだろうと思ってました。
     しろー大野さんはどうなのだろう?本当に歪に飲み込まれてしまったのか、負けん!くじけん!!あきらめん!!!と当時幼い自分に心の炎を灯したしろー大野さんの魂は今も抗い続けているのか。
     なんとなくオズヌの様な気持ちで、今のしろー大野さんの作品を見つめています。

     作品を描き続けておられること自体が、抗っておられる証左だと思いますが、今は闇に覆われてしまって、本当の心が見えづらくなっている様に見受けられました。
     ここで描かれている作品群で言えば、複雑な絵より、シンプルな絵の方が心に響く感じがします。ゼットンとかイカデボゥさんとか。複雑化するほどに魂が薄れてく、というか、自分が馬鹿だからシンプルな物ほどガツンとダイレクトに心に届くというか。
     銃で撃つより、拳で殴った方が人の心に届く感じというか。

     今まで、しろー大野さんが辿ってこられた道を知らずに言う、若輩者の感想ですが、私はなんとなくそんな感じがしました。
     未だに携帯はメールと電話しか使えない、スマートフォンとか触ったこともねえ、アナログな人間だからかもしれませんが、複雑なのはよくわからないというか。

     まあ、こんな感じでこれからたまにでも感想を書きに来れたらと思います。しろー大野さんの作品は今でも楽しみにしているので、新しい作品を見れるのは嬉しいです。これからまたどんな物を描かれていくのか楽しみにしてます。
     それでは、いきなりの長文で申し訳ありません、。
     失礼致しました。それではまた。

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  2. コメント有り難うございます!

    作品は一度公開したらもう作者の意思を離れるものだと考えていますので
    何も申しません。

    ま、描きたい物を好きにやってきますので、ゆるく見守って下さい。

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